商売柄、いろいろなメーカーさんやプロの職人さんが
いろいろなレシピを紹介してくれる。
粉100%に 水分は83%・・・
本格的なミキサーで低速何分、高速何分・・・
生地温度は何度で、ホイロ温度は何度で何分
お店のような機材がない私はどうすればよいか?
すこしでも近づきたい!
手ごねのレシピに書き換えることができるものも多い。
でも、手ごねは自信がない。
こんな論法でパンニーダーの良さを紹介します。
たとえばですが、
江別製粉さんと行ったアントゥルメの講習会のレシピの4番目に載っている
「手仕込カンパーニュ」。
これは手仕込というだけあって、機械の入り込む余地はない。
さらに、「水和の良い例」で捏ねることがほとんどない。
この講習会でもメインのレシピです。
これはホームベーカリーや他のニーダーではむずかしい。
あまり良い例ではないかもしれないが、
パンニーダーのプログラムであれば可能だ。
レシピでは、
ミキシング 1分
1次醗酵120分
30分おきに3回パンチ
さらに30分おく。
以上の工程、30分おきというのがミソ。
手ごねの得意な方にはなんでもないけど
わたしは2時間ほっときたいのです。
パンニーダーにオリジナルレシピを設定すると、、
1、ニーディング 1分
2、熟成 30分
3、ニーディンク 5秒
4、熟成 30分
5、ガス抜き 5秒
6、熟成 30分
7、ガス抜き 5秒
そのまま 30分おく、
プログラム開始後2時間後に見に行く。
こんな感じだけど、温度条件や、細かな設定など、まだまだ考えなくてはならないけれど、要するに工夫ができるというすぐれものなのです。
要は、ニーディングとガス抜きは羽が回転して、熟成は何もしないのです。そして手ごねのようにグルテンを切らないやさしいこねがふっくらとおいしいパンになっていくんだと思います。
これさえわかっていればいろいろなレシピに挑戦できるのではないでしょうか?
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