アントゥルメ スタッフブログ

朝日新聞 記者と歩いた桑園

１１日の天気の良い日に大きな鞄を下げて朝日新聞の記者さんがアントゥルメを訪れてくれました。重そうな鞄を持ちながら桑園の町を歩いてみたいとの事。
早速、お気に入りの西１６丁目緑道（うちは１７丁目なのですぐ近くです）を行くことにし、桑園駅北のブライアンブルーさん、インソムニアさんを紹介しながら、緑道を南下、のさき屋さん、イル・フィオーレさんがあります。実は緑道といっても北６条までの南側までしか来ておらず、桑園駅まで続けば桑園緑道一周コースができるのです。
南下するとミニ大通りにぶつかり、その先の三岸好太郎美術館、知事公館にぶつかります。

ミニ大通りを東に向かえば、イルソーニョさん、イル・ポスティーノさん、倫敦館さん、植物園を回って、桑園停車場緑道に出て西にむかえば、木の実の道、白樺の道、そして桑園駅につながります。東に向かえば、そのまま紀伊国屋、大丸にぶつかります。桑園駅から大丸まで２０分ぐらいでしょうか。三岸好太郎美術館から西に向かえば、プロバンサルキムラさんそこからは地図を頼りに北西方向へいくと、パティスリーシイヤさん、イタリア料理バンビーノさん、ココペライさんと取材することが難しい記者泣かせ？の有名店がならびます。どちらのコースもお勧めなので桑園・美食・散策マップをもってお出かけください。
これからは、ミニ大通りの紅葉も良いとおもいます。

桑園ウォーキングマップを行く ７

知事公館から道立近代美術館、札幌管区気象台の間を通りぬけ、
北３、北４の西１８、西１９の大きな一角が旧二中です。
北海道で五つ目の中学校として誕生した北海道庁立札幌第二中学校がこの地に建っていたことに由来します。開校当時は、学校の周りに桑畑、リンゴ園など、のどかな田園風景が広がっていましたが、時代が大正から昭和に変わると周辺が宅地化され、市電も北五条を通り第二中学校裏まで走るようになりました。
　戦後、学制改革により、第二中学校は道立札幌第二高等学校と改称され、さらに、札幌西高等学校となり、電停の名前も「西高前」に変わりました。
昭和三十五年の火事により校舎の大半が焼失してしまい、老朽化した校舎の移築計画が早まりました。その結果、三十七年に宮の森四条八丁目の現在の場所に新しい西校の校舎ができ、旧校舎跡地には札幌女子高校、西本願寺札幌別院、道庁共済会館などが建ちました。
そして、跡地の一部に公園を造ることになった三十八年、かつてこの地にあった札幌第二中学校の名を取った「二中公園」が完成したのです。
　今も園内には、当時の二中生の歓声を聞いていた十数本の大木が静かにたたずんでいます。かなり見つけづらいです。そして大韓民国総領事館前の北３西２０でゴール。総延長３．９ｋｍ、約６５００歩、消費カロリー約１６５kcal（ミルクココア１杯分）、約５０分のウォーキングです。当時の札幌の中心地はいかがでしたか？

桑園・美食・散策マップ

８月２１日に北海道新聞で取り上げられ、大きな反響がありました。

本日ＦＭノースウェーブさんでも放送されましたが、本日より、桑園まちおこしプロジェクトメンバー店、並びに、桑園駅などでお受け取りできるようになりました。
各店のスペシャリティについては順次ご案内してまいります。
どこのお店が、いつから何をやるのか、お楽しみに！

マップは折りたたんで、バックに忍ばせるように小型にいたしました。
表面は桑園の歴史を感じていただこうと１９２２年当時の地図を入れております。川が流れていたり、市電が通っていたり。桑園博士町のお屋敷などをご確認ください。

中面は、桑園まちおこしメンバーのお店の場所と概要になっております。表と中面を見比べながら散策するのも面白いと思います。

桑園・美食・散策マップ　表面

桑園・美食・散策マップ　中面

桑園ウォーキングマップを行く ６

知事公館の南東の端にあるのが明治時代につかられた本当の桑園碑？。
この碑は最初、木でできたものだったそうですが、腐ってしまったため石に刻み直されたという話です。
　この碑石には、最後の部分に新仮名遣いで驚くようなことが書かれています。実は、桑園碑はもともと東門側に明治四十五年建てられましたが
日露戦争以降の軍国化が進む中で、碑文は「国富在農」に刻み変えられたというのです。

現在、西門にある桑園碑は、昭和四十年に有志により新たに建てられたものだったのです。

北海道自然保護条例により、環境緑地保護地区に指定され、犬の散歩や絵を描く人など札幌市民の憩いの場となっています。

桑園ウォーキングマップを行く ５

旧電車道（北５条通り）を植物園に沿って石山通りに出ると左手（南側）にミニ大通りの入り口が見えます。
ここは、実に品が良い場所で、隠れ家的な名店がいくつかあります。
お昼にはお弁当を広げるビジネスマンやウーマンがたくさんいます。

お好きなお店でお茶をしたりランチもよいでしょう。

北３西１５を左折（南進）すると知事公館、三岸好太郎美術館です。

桑園ウォーキングマップを行く ４

「延命地蔵尊」のあたりは、「桑園停車場緑道」の「木の実の道」です。
「しらかばの道」とは趣が違います

そのまま進むと、右側にこんもり緑が生い茂る「伊藤さんのお屋敷」、ここを右折し植物園に北側に出ます。桑園ウォーキングマップではここから植物園に沿って西に向かい石山通りに向かいますが、ちょっと植物園に立ち寄るのもよいでしょう。

宮部記念緑地をご案内したので、その宮部金吾が初代の園長として計画・設計して植物園として開園しました。日本で２番目に古い植物園です。札幌農学校の教頭だったクラーク博士が開拓使に植物学の教育には、植物園が必要と進言したことが始まりだそうです。
中にある、宮部金吾記念館には、札幌最古のライラックがあります。

桑園まちおこし スペシャルマンスリー

桑園まちおこしプロジェクトにアントゥルメも参加しています。
明治時代の地図を見ると、今より当然自然が豊かで整然とした街並みや川や池、そして大きな三井財閥の迎賓館、札幌農学校の教授らのお屋敷、そして市電。自然だけではなく文化の香りも感じられます。今は、会社や学校、病院、大型スーパーなど、たくさんの住民が住むマンションとともに林立しています。幸いな事に大きな商店街は無く、静かな環境が保たれています。緑の多い地区もあるのですが、住民が自然や、憩いを求める環境は少なくなって来ています。
札幌や、琴似のような繁華街ではなく、住民が住んでいて良かったなと感じられる町づくりができればいいのに・・・
そんな願いのお店を紹介いたします。
桑園まちおこしプロジェクトメンバーです。
彼らは、高い技術を駆使して、食の満足を提供してくれます。
９月は「桑園スペシャルマンスリー」です。時間があったら各店の特別メニュー（そうえんスペシャリティ）などご用意しておりますので立ち寄っていただきたいと思います。

参加メンバー
「アイリッシュ　パブ　ブライアンブルー」
「オーダーメイドケーキ　のさき家」
「オリエンタル　ラウンジ　インソムニア」
「カフェ・ギャラリー　イル・ポスティーノ」
「トラットリア・イル・ソーニョ」
「パティスリー　シイヤ」
「イタリア料理　バンビーノ」
「ココぺライ」
「リストランテ　イル・フィオーレ」
「カフェテラス　倫敦館」
「プロヴァンサル・キムラ」

これらのお店が入った、「桑園・美食・散策マップ」８月２８日より上記メンバー店、下記「ケーキスタジオ花奈里」「ＪＲ桑園駅」「北のたまゆら」「極楽湯」にて、配布中。お近くにお越しのときはご確認ください。

協力メンバー
「地域情報サイト　コーナー札幌円山」
「竹内新聞店　たけのこ新聞」
「ケーキスタジオ　花奈里」
「ドルチェ・ファブリカ」
「ＪＲ桑園駅」

桑園ウォーキングマップを行く ３

桑園博士町から鉄道の方へ歩きます。
そこは「桑園停車場緑道」。すごい名前ですね！
ちょうど石山通りから桑園駅側が「しらかばの道」
札幌駅側が「木の実の道」

札幌駅側から桑園駅側の見た様子

この緑道は線路に沿って、紀伊国屋の横、大丸デパートで行き止まりです。札幌駅まで桑園から２０分もあれば着くのではないでしょうか。
先日、桑園駅の横の新築マンションが新幹線用地に引っ掛かり
設計のやり直しになった事件は記憶に新しいところです。
という事は、この緑道の上を新幹線が通るのでしょうか？
札幌の駅まで新幹線が乗り入れるのでしょうか？
新幹線の駅は、今の駅の上の駐車場を考えているのでしょうか？
それとも、桑園が新幹線札幌駅になるのでしょうか？
疑問は次から次に出てきます。
しかし、その昔、石山通りに合った踏切で事故が多く
「延命地蔵尊」という形で事故のないように願った気持ちは
いまもおなじです。

「延命地蔵尊」

できれば、今の緑道を残し緑を大切にしていただきたいものです。
個人的には、ミニ大通りとこの道はおしゃれなスポットのなる立地だと思っています。

桑園ウォーキングマップを行く ２

札幌農学校が北海道帝国大学に昇格した大正の時代、洋行帰りの教授陣が北６条西１２丁目あたりに数多く住みつき、自ら欧米で体験した洋風生活を実践しました。そこが本日ご紹介する「桑園博士町」です。そこに住まわれたのは、世界的植物学者で元北大植物園長の宮部金吾（みやべきんご）を始め、納豆博士と呼ばれた細菌学者の半沢洵（はんざわじゅん）、第三代北大総長を務めた高岡熊雄（たかおかくまお）など、当時の札幌の文化人を代表するそうそうたる顔ぶれでした。近くには、流行の最先端をいく教授たちの好みに合わせたのか、当時ではまだ珍しかったビールやワイン、ベーコンなどを扱う店もあったそうです。

宮部記念緑地

宮部記念緑地

宮部記念緑地

現在の桑園博士町

むかしの桑園博士町あたりは、現在の円山表参道のようなモダンな地域だったように想像します。

ただいま桑園まちおこしプロジェクト参加中。
この街に、パティシエ、ブーランジェ、シェフが集まり始めています。

桑園ウォーキングマップを歩く １

ご紹介した、桑園ウォーキングマップを歩いて紹介してみようと思います。
今回はその１回目。

緑の多いコースなので楽しみです。
地図の出発点、北７西１５になってますね。

桑園駅からジャスコの前を通って、北７西１５へ
そして左折（車に乗っているわけではありません）

あれ、左側に趣のある倉庫群がありました。
まさに桑園が物流の拠点だったころの建物のようです。
美しいレンガ造なのでちょっとジャスコの方まで行って１枚いただき。
昭和の初めごろまで、この辺は湿原で池があったはずです。

右側を見ると札幌桑園協会（北７西１３）

さっき左折したのでわからなかったけど
公園があるみたいなので少し戻ってみると
 
でっかいポプラが印象的です。

赤い実公園です。

うろうろ楽しいですが、目的の桑園博士町を目指します。当時のハイカラな町はどのようになっているのでしょう。