「はるゆたか」の収穫が終わりました。
毎年であれば盆明けぐらいに行うのですが、雨模様とのことで早めに行ったそうです。
アントゥルメ一押しの「キタノムギ」ハルユタカ100%のネット販売を終売としました。
そこで、この収穫したてのはるゆたかを数量限定で販売していきたいと考えています。
国産小麦粉が大手のパン屋さんなどでも使用していきたいという中で、道産小麦粉の争奪戦が始まっています。平成16年のデータですが国内で使用された小麦は624万トン、そのうちの国産の小麦が86万トン、北海道産の小麦は54万トン、そしてそのうちの強力粉が4万トン。全体の0.6%です。この小麦を粉に挽いて使える小麦粉は60%の2.4万トンに減ってしまいます。さらに、ご存知のように北海道はラーメンで有名です。強力粉はパンだけに使われるわけではありません。
はるゆたかに絞ってお話すれば、小麦の量は2760トン、小麦粉になった量は1518トン。まさにまぼろしの小麦粉です。平成20年の状況はさらに変化しています。北海道でもはるゆたかを生産している農家は減少が続いています。
今年収穫し、乾燥中のはるゆたかを見ることが出来ました。9月以降には小麦粉としてお届けできるでしょう。
小麦粉はお米と違い、収穫した時点で脱穀した状態になります。これを見た目で1等、2等、規格外にわけます。これは、小麦粉の1等粉、2等粉とは違い、実が大きいとか未熟だとかという意味です。
収穫するのが難しい「はるゆたか」に挑戦しつづけている、当別ひろがりファームの河地専務
この地区でも「はるゆたか」を生産する農家は2軒になったとのこと。
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