知事公館から道立近代美術館、札幌管区気象台の間を通りぬけ、
北3、北4の西18、西19の大きな一角が旧二中です。
北海道で五つ目の中学校として誕生した北海道庁立札幌第二中学校がこの地に建っていたことに由来します。開校当時は、学校の周りに桑畑、リンゴ園など、のどかな田園風景が広がっていましたが、時代が大正から昭和に変わると周辺が宅地化され、市電も北五条を通り第二中学校裏まで走るようになりました。
戦後、学制改革により、第二中学校は道立札幌第二高等学校と改称され、さらに、札幌西高等学校となり、電停の名前も「西高前」に変わりました。
昭和三十五年の火事により校舎の大半が焼失してしまい、老朽化した校舎の移築計画が早まりました。その結果、三十七年に宮の森四条八丁目の現在の場所に新しい西校の校舎ができ、旧校舎跡地には札幌女子高校、西本願寺札幌別院、道庁共済会館などが建ちました。
そして、跡地の一部に公園を造ることになった三十八年、かつてこの地にあった札幌第二中学校の名を取った「二中公園」が完成したのです。
今も園内には、当時の二中生の歓声を聞いていた十数本の大木が静かにたたずんでいます。かなり見つけづらいです。そして大韓民国総領事館前の北3西20でゴール。総延長3.9km、約6500歩、消費カロリー約165kcal(ミルクココア1杯分)、約50分のウォーキングです。当時の札幌の中心地はいかがでしたか?
最近のコメント