皆さんはドイツパン、好きですか?
私は恥ずかしながらアントゥルメに入社するまで、あまり意識して食べた事がありませんでした。
昨日、行われた講習会では、いつもはお菓子を教えてくださるビーネマヤの岩川シェフがドイツパンの基本の作り方とドイツパンをおいしく食べる食べ方を紹介して下さいました。
ドイツパンはライ麦粉と水でつくるサワー種を作ることから始まります。この、サワー種は使用するたびに育てていく日本の糠床のような存在です。ちなみにシェフもシェフの師匠から分けてもらった種を大切に育てて使用しています。昨日、講習会をご参加の皆さんにはシェフの種をおすそ分け していただけました。死なせないよう大切にお世話をして我が家のサワー種(糠床と同じで環境で味わいが変わるそうです。)が育つと良いですね。
発酵生地とカスタード、フローランタン生地を使用したお菓子も紹介していただきました。
いつもドイツパンを教えてくださる木下先生も、岩川シェフの師匠、ゴッツェさんも岩川シェフも共通しているのはパンの作り方を教えてくださるだけではなくおいしく食べる食べ方まで教えてくださった事です。ドイツパンは酸っぱくておいしくないと思っている方にこそ、是非、講習会でドイツパンの魅力を感じて欲しいなぁと思います。そして、パンの作り方だけではなく、パンをきっかけにドイツの文化にふれる楽しみもドイツパン講習会ならではの良さだと思います。 成田
最近のコメント