北海道は国内で小麦粉生産量はダントツの1位です。
しかし、国内で使用される小麦粉の量からみると本当に微々たるものです。
パン屋さんや麺屋さんが本格的に使用したら供給できるものではありません。
家庭の方々が手づくりのパンやケーキ、うどんやラーメン、パスタを楽しんでいる手作りブームの中、食品の安全安心が問われ、食品の値上げが続き、今まで以上にご家庭で手作りしていこうという動きが強くなってきています。
今回の法律の変更によって小麦粉を使用する方と生産する方が直接流通することができるようになりました。消費の低迷や、小麦粉の値上げにより国産の小麦粉と外麦との価格差も少なくなり、大手パンメーカー、麺メーカーだけでなく、大手スーパーも絡み少しでも美味しいパンや麺を生産しようという動きが出てきております。いろいろな商品に、「北海道産小麦粉使用」とか「国産小麦粉使用」などの文字を多く見れれるようになりました。それらの企業が商品を供給する場合、品切れすることは許されません。よって、大量の小麦粉を確保することになります。
美味しい食品、安心な食品が多く流通することは大変うれしいことです。
それらの食品に強力粉は欠かせず、北海道産の強力粉は大人気です。
今後、北海道産の小麦粉はさらに値上げして行くでしょう。状況はまた、変わってくると思います。
北海道では新しい麦の生産が計画されています。これらの麦が農家にとっても、消費者にとっても良い麦であることを強く期待するところです。
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