ドイツの職人「ゴッツェ」さんの講習会でいろいろなことを学びました。
普通の講習会であれば、助手は使い終わったものをすばやく洗って、元の位置に返すようにします。しかし、ゴッツェさんは使ったものに付いている材料を洗うのはもったいないというのです。さらに、川や海を汚すことになると言うのです。あたりまえですね。
日本人はこんなに簡単なことも忘れがちになっています。
ドイツは、気候も食べ物も北海道に似ている。北海道の人たちにドイツでの経験を伝えたいというのです。だから、ハスカップのお話をしたらドイツにもいろいろなベリーがあるので挑戦してみましょう。というのです。そして、ハスカップを使ったケーキを作ってくれました。味や、色、PHなど使ったことのない素材を下処理した時からオモシロイを連発して、講習会をやりながら調整し、立派なかわいいケーキを仕立てていただけました。
常に挑戦する、新製品を研究する姿勢は、「めんどくさい・たいへん・らくしたい」はお菓子づくりには無いといいきるように地味で努力のたまものです。
叱ってくれてありがとう。
また、おねがいします。
左から、ビーネマヤ岩川シェフ、アントゥルメスタッフ、ドルチェファブリカパティシエ草野さん、そして、ゴッツェさん
最近のコメント