知事公館の南東の端にあるのが明治時代につかられた本当の桑園碑?。
この碑は最初、木でできたものだったそうですが、腐ってしまったため石に刻み直されたという話です。
この碑石には、最後の部分に新仮名遣いで驚くようなことが書かれています。実は、桑園碑はもともと東門側に明治四十五年建てられましたが
日露戦争以降の軍国化が進む中で、碑文は「国富在農」に刻み変えられたというのです。
現在、西門にある桑園碑は、昭和四十年に有志により新たに建てられたものだったのです。
北海道自然保護条例により、環境緑地保護地区に指定され、犬の散歩や絵を描く人など札幌市民の憩いの場となっています。
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