今から130年ほど前、
蝦夷と呼ばれた時代、札幌は600名からスタートしました。
明治初期、不況で人口が400人まで減った札幌は、500名もの旧庄内藩士を呼び、
今の南1条から北10条、西8丁目から西20丁目まで広大な土地を桑畑にし、繊維の町を作り、今日の札幌の基礎を築いた町
それが桑園です。
桑園のホームページより借用しています。
当時、石川啄木が、札幌は「大いなる田舎」だと言ったという逸話があります。
そんな、桑園を走る汽車は、大木やヨシに視界を奪われ西10丁目の踏切は事故が多発し、今に桑園延命地蔵尊をのこしています。
昭和になっても
今の桑園駅そばには沼があり、2・3本の川が流れ、知事公館や植物園、ミニ大通りを今に残す緑多い町となっています。
北大の前進、札幌農学校は第2農園や、植物園をつくり、西洋で学んだ教授陣は北海道の中心で活躍し、ハイカラな彼らが暮らす地域は桑園博士町と呼ばれ、当時珍しいビールやハムを売る店が現れ、札幌の文化の礎を築いた町でもあります。
桑園市場ができるや青果、鮮魚の中心として、青果会社、鮮魚会社が集まり、
北海道遺産になっている札幌市電は最盛期に桑園線が走り、食を支え、庶民を支えた街に発展していきます。
今では、競馬場、各種病院、マンション、各種学校が軒を並べ、老若男女の集まる発展した街に変貌しています。
そんな伝統を持つ桑園の町々に、今、シェフや、パティシエ、ブーランジェが集まり始めています。私たちはそんなお店と街を紹介いたします。
Irish Pub BRAIAN BREW
Oriental Lounge INSOMNIA
オーダーメイドケーキ のさき家
花奈里
RISTRANTE IL FIORE
Kokopelli
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